子供の教育にマニュアルはない

教育ができていない子供に無関心な大人

子供の教育にマニュアルはない 昔から年配の人は、今どきの若い人は、とか、今の子供は教育がなっていない、とよく言います。どの時代でも言われていることですから年配者の口癖だと思って気にしなければ良いのかもしれませんが、実際私も最近の子供には呆れることが多々あります。一体親にどういう教育を受けているのだと思ってしまいます。私も年を取ったのかもしれません。しかしふと周りを見ると、年配の人は他人をどうこう言えるほど立派な行動を取っているのか、疑問に思うこともあります。たとえば私が毎日会社帰りに行くスーパーで、障害者用の駐車スペースに健常者が毎日のように停めています。時には駐車スペースですらないドアの入口付近に停めている車も見かけます。当然駐車しているのは大人です。そんな大人が子供の教育云々などと果たして言えるのでしょうか。

私が子供の時は、順番の割り込みをしたり、スーパーの中で走り回ったりしていると、知らない人に注意されたものです。子供は社会全体で教育しよう、という風習がありました。今はどうでしょうか。子供が目に余る行動をしていても、知らん顔をする大人が多いです。かくいう私もそうです。変に注意をすると、さらに非常識なその子供の親にこちらが怒鳴られたりして嫌な思いをするからです。物騒な世の中ですので高校生くらいの子には注意などできません。マナーを守らない大人がいて、子供がいて、親がいて、それを注意しない人々がいる。学校や親の教育以前の問題だと思います。無関心が一番怖いです。

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